秋田県林業コンサルタントからのお知らせ

  　9月28日、秋田市追分「夕日の松原」の一画において、秋田北中学校生徒が実施したマツ林の保全活動に初めて当社団からも4名が参画しました。

   当社団は昨年、県のSDGパートナー制度に登録し、その重点的な取組の一つとして、海岸林造成技術の確保と県民理解の促進を掲げ、2030年に向けた指標では、「夕日の松原」周辺の小中学生美化活動への支援に取り組むことにしており、その趣旨を踏まえ、今回行ったものであります。

　今回の現地指導の前には、当学校の運営協議会長で砂防林に精通しておられる地元の宮崎一彦氏により、一年生を対象に「夕日の松原」の歴史や保全の取組などの学習が行われ理解を深めました。

　また、午後からは全校生徒約260名が県より借り受けている学校林へ移動し、松葉のかき取り、枯れ木やニセアカシアの伐採など林内クリーンアップを行いました。

　現地での生徒は、事前学習時よりもはつらつ元気にしており、まさに「百聞は一見に如かず」

で、肌で感じとれる保全活動になったものと思われます。

　なお、秋田北中は今年度で創立60周年を迎え、当日午前には当社団の最新ドローンを活用して、人文字による校章と「60」を記念撮影したところ、先生、生徒から感謝の意をもらいました。

　　宮崎氏による事前学習　　　　　　松原でのクリーアップ　　


　講評・コンサルタント理事長