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秋田県林業コンサルタントからのお知らせ

 

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秋田県SDGsパートナーとして県に登録

 秋田県では今年9月にSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、意欲的に取り組む県内企業等を登録する制度を創設し、当社団も早速第一期分として登録いたしました。
 当社団のSDGs達成に向けた重点的な取組と、それに付随する2030年までの指標は次のとおりであります。
➀県・市町村の森林林業行政施策の推進に向けた人材の確保                    (指標)林業専用道等の現場業務受託数の増
         UAV(ドローン)活用による調査解析技術者の育成
②海岸林造成技術の確立と県民理解の促進
  (指標)植栽クロマツの良好な生育に向けた技術の確立
         夕日の松原周辺の小中学校美化活動等への支援
③社会貢献及び地域貢献活動の積極的な推進
  (指標)インターンシップの受け入れ校の増
         地場産木材(秋田材)の積極的な利用
なお、11月19日には県正庁にて登録証授与式が行われました。
    

  秋田県SDGsパートナー登録証授与式    当社団の登録証
   での記念撮影の様子
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【お知らせ】第10回定時社員総会を開催

 令和3年6月11日、一般社団法人秋田県林業コンサルタントの第10回定時社員総会が秋田市の秋田キャッスルホテルで開催されました。当日は、社員総数32名の内、市町村社員と個人社員合わせて32名(委任状16名含む)の出席がありました。   
         
                  

   開会の挨拶をする高松理事長                  来賓祝辞をする県の嶋田森林技監
 
 はじめに、高松武彦理事長より挨拶があり、「大変お忙しい中、当社団の第10回定期総会にご出席頂き、感謝申し上げる。新型コロナウィルス感染は、感染拡大防止対策としてのワクチン接種も始まっているものの、依然として収束の見込みが立たず、県内企業の景気も観光、飲食業を主体に冷え込みが続いているが、県や市町村の公共事業の一翼を担う当社団の令和2年度の業績は、前年度よりは若干落ちたものの、当初予算ベースで比べるとそれなりの収益が出て、また、公益目的事業も順調に履行することが出来た。 これも、ひとえにご来賓並びに社員である市町村の皆様のご理解とご協力の賜物である。また昨年度は、当社団創立50周年の節目の年度にあたり、関係する方々のご厚情により、感無量の記念行事が挙行することができ、次の100年に向け、士気高揚が図られたが、改めてパンデミックでのイベント開催の難しさも痛感した。国からは脱炭素社会の実現に向け、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」宣言が打ち出されたが、森林・林業、木材産業の果たす役割は、今後、このような観点からも非常に重要になる。ついては、当社団としても、県と連携を図りながら、より一層、技術の研鑽に努め、県土の保全と林業振興の寄与に向けて邁進していくので、今後ともお力添えのほどよろしくお願いする」と述べられました。
 
   また、来賓の祝辞として、秋田県農林水産部の嶋田理森林技監からは、「県が実施する治山林道工事に関する調査・測量をはじめ、災害発生時における市町村への支援、公益事業を通じた地域への貢献、ドローンを活用した山地災害や松くい虫・ナラ枯れ被害の調査に取り組まれていることに敬意を表する。国では、カーボンニュートラル及びグリーン社会の実現に向け、間伐やエリートツリー等の再造林による中長期的な森林吸収量の確保・強化を図るとともに、国土強靭化のための3カ年緊急対策に続き、今年度からは5カ年加速化対策により、集中的に荒廃山地の復旧・予防対策や林道の開設・改良等を行うこととしている。県としては、このような国の予算を活用し、県民の安全・安心を確保するための治山工事を推進するとともに、本県の林業成長産業化に向けて、スギ人工林資源を効率的に活用するための路網の整備・機能強化に努めていく。特に、路網整備については、今年度から高能率生産団地以外の路網の充実も図るため、市町村が実施主体となる事業を新たに創設した。貴法人においては、長年培ってきた高い技術力を発揮するとともに、先端技術の導入にも積極的に取り組んで、本県の森林・林業にイノベーションをもたらしてもらいたい」との挨拶をいただきました。
  
   議事では、「令和2年度事業報告並びに決算について」と「役員報酬の決定について」を議案審議しました。令和2年度の県・市町村からの受託は、「測量・設計」、「建設コンサルタント」、「地質調査」、「現場監督」のいずれの部門においても、当初計画の件数、金額より上回り、増額決算となり、提出議案は全て承認されました。。また、報告事項として、「公益目的支出計画実施報告書について」、「令和3年度事業計画並びに収支予算について」、「専務理事について」の3事項がありました。長年務められてきた熊谷勝義専務理事が6月30日をもって専務理事を退任し、新たに7月1日より三浦靖浩理事が専務理事として就任いたしま す。 
                                                                    
                                 
                              第10回定時社員総会

【お知らせ】令和4年度採用者向け説明会・募集概要・採用試験のご案内


令和4年度採用者向けの社団説明会、募集概要、採用試験等を以下のとおりご案内します。
詳細はお問合せください。

<問い合わせ先>
一般社団法人 秋田県林業コンサルタント
担当:三浦
TEL:018-865-1133

↓マイナビからもエントリーを受け付けております


「秋田就職ナビ」でも「秋田県林業コンサルタント」で検索できます。
参考にしてみてください。

社団説明会
資料等を準備しますので、参加したい方は事前にご連絡ください。
期日  :2021年3月26日(金)午前10時~午前11
場所  :一般社団法人 秋田県林業コンサルタント
    (〒010-0941 秋田県秋田市川尻町字大川反170-169)
説明内容:業務内容、給料、福利厚生 等
※日程が合わない場合でも対応できる可能性がありますので、お問合せ下さい。

新卒者
募集概要
職種  :森林土木、森林環境保全(調査・測量・設計)
応募資格:2022年3月卒業見込みの方、卒業後3年以内の方
募集学部:森林工学、農業工学、土木工学

採用人員:若干名
雇用形態:正社員(試用期間あり)
基本給 :高校卒17万円、短大卒18万円、大学卒20万円
諸手当 :通勤手当、扶養手当、時間外手当、住居手当、資格手当、寒冷地手当
    (公務員に準ずる)

勤務地 :秋田市(転勤なし)
勤務時間:830分~1715分(昼休み12~13※多忙時は残業あり
昇給  :年1回
賞与  :年2回(6月、12月)(令和元年度4.25ヶ月 公務員に準ずる)
休日休暇:週休二日制(土日休業)、国民の休日、年次有給休暇、夏季休暇、
     年末休暇、慶弔休暇(その他、公務員に準ずる)

福利厚生:各種社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)
     定期的な懇談会、社員旅行あり

     職場環境充実(清潔で広い社屋、最新設備機器、社有車多数)
諸制度 :退職金制度 定年60歳(再雇用65歳)
教育研修:入社時研修、外部研修など、独自の研修システムを準備
     技術士、RCCM、一級土木施工管理士など各種資格取得を全面支援

②採用試験

提出書類:履歴書(写真添付)、成績証明者、卒業見込み証明書、健康診断書
受付期間:2021年4月1日(木)4月16日(金)
試験日 :2021年4月28日(水)
試験内容:午前9時30分~午前11時50分
     ・面接
     ・適性試験

     ・職務及び職場への適応性についての一般性格検査
場所  :一般社団法人 秋田県林業コンサルタント
    
(〒010-0941 秋田県秋田市川尻町字大川反170-169)
結果通知:2021年5月11日(火)
    (秋田県林業コンサルタントから書面で通知します)

中途採用者(Aターン者等)
①募集概要
職種  :森林土木、森林環境保全(調査・測量・設計)

応募資格:測量・設計経験者(測量士補以上)
年齢  :~40歳

採用人員:若干名
雇用形態:正社員(試用期間あり)

待遇等 :実務経験・有資格等に基づく(社員事例:基本給20万円~34万円)
諸手当 :通勤手当、扶養手当、時間外手当、資格手当、寒冷地手当
    (公務員に準ずる)

勤務地 :秋田市(転勤なし)
勤務時間:830分~1715分(昼休み12~13※多忙時は残業あり
昇給  :年1回
賞与  :年2回(6月、12月)(令和元年度4.25ヶ月 公務員に準ずる)
休日休暇:週休二日制(土日休業)、国民の休日、年次有給休暇、夏季休暇、
     年末休暇、慶弔休暇(その他、公務員に準ずる)

福利厚生:各種社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)
     定期的な懇談会、社員旅行あり

     職場環境充実(清潔で広い社屋、最新設備機器、社有車多数)
諸制度 :退職金制度 定年60歳(再雇用65歳)

教育研修:技術士、RCCM、一級土木施工管理士など各種資格取得を全面支援
補足事項:主にチームで治山ダム、林道などの調査、測量、設計などを行ない
     ます。
防災、地質、水文、植生などに興味のある方も歓迎します。

②採用試験(面接)
受付期間:随時(電話等でお問い合わせください)
提出書類:履歴書(写真添付)、職務経歴書、健康診断書
面接  :書類審査を行なった後に、必要に応じて随時行ないます。

※ご提出いただいた応募書類及び個人データは厳重に管理し、採用選考の目的以外に使用することはありません。使用後は当社団で責任をもって廃棄処分いたします。

【お知らせ】令和3年度インターンシップの募集について


 秋田県林業コンサルタントでは、学生の皆さんの職業意識の向上と、社団が実施する治山、路網整備、公益目的事業に関する調査・研究、測量設計業務などに対する理解を深めることを目的として、インターンシップを実施しています。
 申込期限は令和3年7月末までです(申し込みの状況次第で期限前でも締め切る場合があります)。
 希望される方は、当社団の業務内容を閲覧のうえ、下記の事項に留意してお申し込みください。 インターンシップを行なう方には、1日につき日当3,000円・交通費・昼食代(定額)を支給いたします。
   なお、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、国、県などから対策指示が発令されたときは、インターンシップが中止・変更となる場合があることを予め申し添えます。

受入学生
大学、短大、高等専門学校、高校等の学生等(秋田県在住者に限ります)


受入部署
本社 業務部


受入れの流れ
① 大学等の担当部署(学生部等)を通じて、次の事項を(一社)秋田県林業コンサル
  タント業務部あてにご連絡ください。
   ・受入れを希望する業務内容
   ・受入れ希望期間(時期及び日数) ※通常2~5日です
② 社団業務部で受入れの可否、日程等の調整を行ないます。
③ 社団業務部から大学等の担当部署あてに調整結果をご連絡します。 
④ 調整が整った場合は、大学等と(一社)秋田県林業コンサルタントとで協定を
  締結します。  
⑤ 協定に基づき、受入れ学生(以下「実習生」という)に対して、実務訓練・
  学外実習等を実施します。なお、受入れは受入希望部署との調整が可能な
  範囲となりますので、ご了承ください。


◆留意事項◆
① 受入れに当たって、1日当たり日当3,000円および交通費・昼食代(定額)を
  支給いたします。
② 受入れ期間中における事故や災害等に備えて、傷害保険及び賠償責任保険に
  加入し、受入れ期間中の事故や災害に等に関しては、実習生の在学校および
  実習生の責任で対応していただきます。
③ 実習生には、社団職員の指示に従い、実習に専念するとともに、社団職員が
  遵守すべき法、 規定等を遵守していただきます。
④ 実習生には、受入れ期間中に知り得た秘密について、受入れ期間中のみなら
  ず、受入れ期間終了後においても、守秘義務があります。
⑤ 実習生としてふさわしくない行為があった場合には、実習を中止する場合が
  あります。
⑥ 新型コロナウィルス拡大防止のため、手洗い、マスク着用等について社団
  職員の指示に従っていただきます。

その他詳細は下記までお問合せください 。
 
※連絡先※
〒010-0941 秋田県秋田市川尻町字大川反170-169(森林環境会館内)          
 一般社団法人 秋田県林業コンサルタント 担当:業務部 三浦           
  電話 :018-865-1133                      
  FAX :018-865-1134
  メール:y_miura@akita-forest-con.or.jp            

【 お知らせ 】創立50周年記念式典を開催

 当社団は、昭和46年4月に社団法人として設立されて以来、治山・林道を主体とした森林土木事業を補完する機関として業務を担ってまいりましたが、今年度末をもって創立50年を迎えます。
 それを記念して、去る10月13日に秋田キャッスルホテルにて、佐竹知事をはじめとするご来賓の方々など総勢130名の参加のもとで、記念式典・記念講演を開催いたしました。
 記念式典では、式辞、祝辞、感謝状の授与、50年の歩みを紹介したDVD上映のほかに、大曲高校書道部による書道パフォーマンス作品の展示も加わり、華やかに執り行なわれました。また記念講演では、元宮崎県知事東国原英夫氏を講師にお迎えし、「地方から国を変える」のテーマで、移住、雇用、定住の重要性を笑いを取り入れながら提示してもらい、70分があっという間に過ぎるくらい楽しい講演をしていただきました。
 今後は県民が期待する森林の持続的管理に向け、これまで以上の技術力はもとより、機動力も兼ね備えた法人として、次の100周年に向けて邁進してまいります。


  【開会のことば】熊谷 専務        【式辞】高松 理事長


    【祝辞】佐竹 知事        【祝辞】柳田 東北森林管理局長

 
 【祝辞】津元 都道府県森林土木        感謝状贈呈者7名
   コンサルタント連絡協議会長


      感謝状授与           DVD上映~50年の歩み~


 【県民歌斉唱】ソリスト櫻庭優佳氏(左)・ピアニスト近藤美穂子氏(中央)

 
 【閉会のことば】三浦理事(兼)技師長   大曲高校書道部による作品展示

【 お知らせ 】第9回定時社員総会を開催しました

令和2年6月16日、一般社団法人秋田県林業コンサルタントの定時社員総会が秋田市内で開催されました。当日は、市町村社員や個人社員、社団役職員など30名が出席しました。

 初めに、小川理事長が、「コロナ禍のなか、たくさんの皆様にご出席いただき感謝申し上げる。一般社団法人移行後、多くの皆様のご支援を受け、経営は順調に推移した。今年度の国の公共予算は、特別枠予算も加わり通常より2割増であるが、次年度以降は枠予算が終了するため、今後、予算が維持できるよう関係各所に要望していく必要がある。森林環境譲与税は、本年度から、大幅に増額された。当面、森林所有者の意向調査などソフト事業が中心と聞くが、これまで手つかずの場所で森林施業を進めるためには、路網が大切となるので、こうした面でお手伝いして参りたい。当社団は本年で設立50年を迎え秋に記念行事を予定している。将来は、集中豪雨の多い時代へ、公共事業が新設から保守管理の時代へ、林業が間伐から主伐の時代へと、大きく変化することが予想されるので、時代の要請にしっかり対応し、森林・林業の技術集団として、県土の保全と健全な森林育成、林業振興に寄与してまいりたい。引き続き、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げる。」と挨拶しました。      

 また、来賓祝辞として、県農林水産部長(県森林整備課藤田主幹代理出席)から、「治山林道の適切な調査測量や災害時の迅速な対応などに感謝申し上げる。国では、防災・減災、国土強靱化緊急対策を3カ年で集中的に実施している。県でも「秋田元気創造プラン」により、復旧予防対策や海岸防災林整備を計画的に進める。また、林道では、林内路網条例に則し、林道、林専道等をバランス良く積極的に整備していく。今後とも、「緑の公共財」としての森林を維持造成し、次世代へ引き継いでいくため、県土保全と森林の健全な維持造成、林業の振興に勤めるので、皆様のご支援、ご協力をお願いする」との挨拶をいただきました。


        
  開会挨拶をする小川理事長   来賓祝辞の県森林整備課藤田主幹

 議案審議においては、令和元年度事業報告や公益目的支出計画、役員改選などが議題となりました。元年度の治山、林道事業については、県や市町村からの受託業務の増などにより当初計画に比べて増額決算となりました。また、公益目的事業については、森林機能モニタリング調査や森林土木等技術研修事業などを計画通り実施しました。さらに、役員改選では現理事長の退任などが審議され、提出議案は全て承認されました。その後の理事会で、高松武彦理事が新理事長に就任することが報告されました。

                  

               第9回定時社員総会




【 お知らせ 】インターンシップの募集について


 一般社団法人秋田県林業コンサルタントでは、学生の皆さんの職業意識の向上と、社団が実施する治山、路網整備、公益目的事業に関する調査・研究、測量設計業務などに対する理解を深めることを目的として、インターンシップを実施しています。

 申込期限は令和2年7月末までです。(申し込みがあり次第、期限前でも締め切る場合があります。)
 希望される方は、当社団の業務内容を閲覧のうえ、下記の事項に留意され、お申し込みください。 インターンシップを行う方には、1日につき、日当3,000円、交通費及び昼食代(定額)を支給いたします。
   なお、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、国、県などから対策指示が発令されたときは、インターンシップの実施が中止、変更となる場合があることを予め申し添えます。

■ 受入学生   大学、短大、高等専門学校、高校等の学生等 
                               (秋田県在住者に限ります)


■ 受入部署    本社 業務部


■ 受入れの流れ

① 大学等の担当部署(学生部等)を通じて、次の事項を(一社)秋田県林業コンサルタント業務部あてにご連絡ください。
  ・ 受入れを希望する業務内容
  ・ 受入れ希望期間(時期及び日数)(通常2~5日です)
② 社団業務部で受入れの可否、日程等の調整を行います。
③ 社団業務部から大学等の担当部署あてに調整結果をご連絡します。 
④ 調整が整った場合は、大学等と(一社)秋田県林業コンサルタントとで協定を締結します。  
⑤ 協定に基づき、受入れ学生(以下「実習生」という。)に対して、実務訓練・学外実習等を実施します。なお、受入れは受入希望部署との調整が可能な範囲となりますので、ご了承ください。


■ 留意事項

①  受入れに当たって、1日当たり、日当3,000円、交通費及び昼食代(定額)を支給いたします。
②  受入れ期間中における事故や災害等に備えて、傷害保険及び賠償責任保険に加入し、受入れ期間中の事故や災害に等に関しては、大学等及び実習生の責任で対応していただきます。
③ 実習生には、社団職員の指示に従い、実習に専念するとともに、社団職員が遵守すべき法、 規定等を遵守していただきます。
④ 実習生には、受入れ期間中に知り得た秘密について、受入れ期間中のみならず、受入れ期間終了後においても、守秘義務があります。
⑤  実習生としてふさわしくない行為があった場合には、実習を中止する場合があります。
⑥ 新型コロナウィルス拡大防止のため、手洗い、マスク着用等について社団職員の指示に従っていただきます。
     
 その他詳細は下記までご連絡ください 
 
   ※ 連絡先 〒010-0941                                               
                 秋田市川尻町字大川反170-169   (森林環境会館内)          
                一般社団法人 秋田県林業コンサルタント 業務部 三浦           
                   電 話:018-865-1133                      
                   F A X :018-865-1134                       
                   E-mail :y_miura@akita-forest-con.or.jp             
    

【 お知らせ 】新型コロナウィルス拡大防止に向けて

当社団(及び森林環境会館)では新型コロナウィルスの関する国の緊急事態宣言を受け、当面、次の対応を取ることとしましたので、皆様には何かとご不便、ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどをよろしくお願いします。

■当館入館について
 営業や不要不急の案件については、当面、森林環境会館への来館を見合わせていただきたくよろしくお願いいたします。

■会議等について
 業務上必要な会議、打ち合わせ等は、極力、電話、メール等で行い、会館内の打ち合わせ等は必要最小限にさせていたします。

■臨時休館について
 4月29日~5月6日は全館休館といたします。

【 お知らせ 】■■採用情報1■■社団説明会、募集概要、採用試験のご案内


 社団説明会、
募集概要、採用試験等を以下のとおりご案内します。
詳細はお問い合わせください。

 問い合わせ先: 秋田県林業コンサルタント
         担当 三浦 TEL018-865-1133

     ※「秋田就職ナビ」でも「秋田県林業コンサルタント」で検索でき
       ますので参考にしてください

■■■社団説明会■■■
    
社団説明会は終了しました。個別でも対応できますのでご連絡ください。

資料等を準備しますので、参加したい方は事前にご連絡ください。 

  期  日: 2020年3月27日(金) 10:00~11:00
  場  所: 一般社団法人秋田県林業コンサルタント
         (010-0941 秋田市川尻町大川反170-169)
  説明内容: 社団業務、給料、福利厚生 等(説明時間は1時間ほどです)
      
    ※日程が合わない場合でも、対応できる場合もありますのでお問い合わせください。

                       
   ① 新 卒 者  
  
■■■募集概要■■■
 
職  種 : 森林土木、森林環境保全(調査・測量・設計)
応募資格 : 2021年3月卒業見込みの方、卒業後3年以内の方
採用人員 : 1~2人
雇用形態 : 正社員(試用期間あり)
基 本  給 : 高校卒 17万円、短大卒18万円、大学卒20万円
諸 手  当 : 通勤手当、扶養手当、時間外手当、住居手当、資格手当、寒冷地手当(公務員に準ずる)
勤 務  地 : 秋田市(転勤なし)
勤務時間 : 8:30~17:15(昼休み12:00~13:00)
       ※多忙時は残業もあります
昇       給 : 年1回
賞       与 : 年2回(6月、12月)(令和元年 4.25ヶ月 公務員に準ずる)
休日休暇 : 週休二日制(土日休業)、国民の休日、年次有給休暇、                                   夏季休暇、 年末休暇、慶弔休暇(その他、公務員に準ずる)
福利厚生 :   各種社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、
                      労災保険) 転勤なし 定期的な懇談会、社員旅行あり。
                      職場環境充実(清潔で広い社屋、最新設備機器、社有車多数)
諸  制  度 :   退職金制度 定年60歳(再雇用65歳)
教育研修 :   入社時研修、外部研修など、独自の研修システムを準備
      技術士、RCCM、一級土木施工管理士など各種資格を全面支援

■■■ 採用試験 ■■■
              春の採用試験(1次試験)は5月30日で終了しました。
  

(一次試験)
 
提出書類  :  履歴書(写真添付)、成績証明者、卒業見込み証明書、健康診断書
受付期間  :  2020年4月6日~30日
試  験 日    : 2020年5 月30 日(土)
試験内容  :  教養試験 午前9時30分~11時50分
       職員としての必要な一般的知識及び知能についての筆記試験
      (社会、人文、自然、文章理解、判断推理、数的推理・資料解釈)
      適性試験 午後0時50分~  2時10分
       職務及び職場への適応性についての一般性格検査
場  所  : 一般社団法人秋田県林業コンサルタント
      (010-0941 秋田市川尻町大川反170-169)
結果通知  : 2020年6月5日(金)
      (秋田県林業コンサルタントから書面で通知します)
(二次試験)
試  験 日  : 2020年6月中旬
                (試験日時、場所等の詳細は第一次試験合格通知にてお知らせします) 
試験内容  :  作文試験 職員として必要な知識、文章による表現力、理解力、
           文章構成力についての筆記試験
      口述試験 人物についての個別面接による試験
場  所  : 一般社団法人秋田県林業コンサルタント
      (010-0941 秋田市川尻町大川反170-169)
結果通知  : 2020年6月下旬
      (秋田県林業コンサルタントから書面で通知します)


②中途採用者(Aターン者等)
  

■■■ 募集概要 ■■■

職  種 : 森林土木、森林環境保全(調査・測量・設計)
応募資格 : 測量・設計経験者(測量士補以上)
年  齢 :   ~40 才
採用人員 : 若干名
雇用形態 : 正社員(試用期間あり)
待  遇  等 : 実務経験・有資格等に基づく
      (社員事例:基本給 20万円~34万円 )
諸 手  当 : 通勤手当、扶養手当、時間外手当、寒冷地手当、資格手当(公務員に準ずる)
勤 務  地 : 秋田市(転勤なし)
勤務時間 : 8:30~17:15(昼休み12:00~13:00)
        ※多忙時は残業もあります
昇       給 : 年1回
賞       与 : 年2回(6月、12月))(令和元年 4.25ヶ月 公務員に準ずる)
休日休暇 : 週休二日制(土日休業)、国民の休日、年次有給休暇、                                   夏季休暇、 年末休暇、慶弔休暇(公務員制度に準ずる)
福利厚生 :   各種社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)
       転勤なし 定期的な懇談会、社員旅行あり
       職場環境充実(清潔で広い社屋、最新設備機器、社有車多数) 
諸  制  度 :   退職金制度 定年60歳(再雇用65歳)
教育研修 :   技術士、RCCM、一級土木施工管理士など各種資格を全面支援
補足事項 : 主にチームで治山ダム、林道などの調査、測量、設計などを行います。
       防災、地質、水文、植生などに興味のある方も歓迎します。

■■■ 面接 ■■■ 

受付期間  :  随 時(電話等でお問い合わせください)
提出書類  :  履歴書(写真添付)、職務経歴書、健康診断書
面  接  :  書類審査を行った後に、必要に応じて随時行います。

※ご提出いただいた応募書類及び個人データは厳重に管理し、採用選考の目的以外に使用することはありません。使用後は当社団で責任をもって廃棄処分いたします。



【 お知らせ 】■■採用情報2■■理事長から就活・求職中の皆さんへ

就活中の皆さん、お疲れ様です!

理事長の小川から当社団を知っていただくためのご案内です。
内容がちょっと長いですが、是非、ご一読ください。

あわせて、秋田県就活情報サイト「こっちゃけ」や、Aターン就職マッチング支援サイト「秋田就職ナビ」にも、当社団の内容を掲載しています。「秋田県林業コンサルタント」でみてください。 

      
            (社団理事長室から)

■私たちの仕事の基本
  みなさんこんにちは。私たちの社団は50年近く、治山や林道、森林公園、海岸林など、森林や林業に係わる調査、測量、設計などの仕事を行ってきました。測量・設計などと言うと、まずは、土木的な測量術を身につけ、ダムや道路の設計図をつくることが頭に浮かびます。これは基本事項でとても大切ですが、実は、森の中に、こうした人工の物をつくろうとすると、土木設計術とともに、つくる場所、つまり、山や森の状況を良く理解し、気遣いをしながら計画を組む必要に迫られます。

 例えば、治山ダムでは、できるだけ渓流の流れを乱さないように、また、まわりの森林と良くなじむようにする必要があります。林道では、周辺の動植物の生育環境をできるだけ変えないように、また、大雨などでも崩れないように、周囲の調査をしっかり行います。

 基本の考えは、自然に逆らわないで必要とするものをセットすることです。山や渓流の状態、周辺植物の種類や生育状況を良く理解していないと十分な設計ができないのです。そうした意味では、設計にあたっての基礎調査はとても大切で、山、森、自然を知ることのできる奥の深い仕事です。また、森での生業(なりわい)である林業というものを良く理解することも大切です。
 
(山間地の渓流に設置された治山ダム)  (スギ林に敷設された林業専用道)

一般社団法人の意味
 私たちの組織は一般社団法人です。組織として利益を追求していくことはもちろん大切ですが、利益以外に、一般の皆さんが必要とする公益的な仕事を行っていくことも大切だと思っています。

 例えば、これまで治山ダムや林道橋などが県内の山にたくさん造られてきましたが(おそらく数千基)、数十年経て、今日では、その保守管理が大変になってきています。コンクリートが劣化してきて、ダムや橋などが危険な状態かもしれないのです。山間地であることもあり、管理する県や市町村の人たちも全てに目が行き届きません。
 こうした施設の保守点検調査については、行政からの依頼があるなしにかかわらず、危ない事故が発生しないように、私たちが独自にこつこつと点検を行い、結果を行政にお知らせしています。地味な仕事ですが大切なことなんです。

 また、森林の大切さを数値で把握するために、森林の水源かん養機能を長い期間かけて計器を設置し調査したり(なんと最低20~30年もかかるんです)、公有林(主に市町村が所有している森林です)を上手に活用するための現場調査なども、社団が独自に踏査して、市町村にお知らせしています。県や市町村の職員の皆さんを対象にした研修会や、一般の人々を対象にした森林の啓発なども行っています。大気の浄化、水資源のかん養、地球温暖化の防止など、森の役割はたくさんあるので、森の大切さを人々に良く理解してもらうことが重要なんです。

 利益のあるなしは別として、こうした地道な業務をしっかり行い、人々の役に立っていくことが私たちの役割であるという認識で、一般社団法人という組織形態をとっているのです。このため、ほとんどの市町村長さんに賛同していただき、社団構成員(「社員」といいます。株式会社でいう「株主」と同じ立場です。仕事に従事する職員とは違います。)となっていただいております。
 現在では、一般企業においてもCSR活動が重視されてきておりますが、組織設立の趣旨に、はっきりと公益業務を位置づけている点では、若干、通常の企業と異なる風土があるかもしれません。
 
 (過去に設置した構造物の保守点検)  (森林の水源かん養機能調査地)

■仕事の依頼主
 私たちの仕事の依頼主は主に県、市町村などの自治体です。かっては、県や市町村の職員の皆さんが自ら測量し設計をしていたのですが、業務がどんどん増え、多様化してきて、人手不足となりました。このため、測量や設計など専門性の高い分野については、外部に委託するようになり今日に至っております。

 「コンサルタント」には、顧客の相談に応じてアドバイスや指導を行う専門家という意味があります。私たちは、森林や林業業務において、県や市町村などの要請に応じて、専門的な立場で現地を良く調査し、設計図や関係資料を作成し、依頼主である県や市町村にお届けします。県や市町村は、その設計図を基にして、建設土木会社に工事発注し、目的とする施設をつくります。
 私たちは、県、市町村の公共工事発注に必要な設計図書をつくることで、収益を維持しているのです。


  (行政や地域の人々と現場で打ち合わせを行う)

■秋田の森林・林業のこれから
 秋田県は県土の7割が森林に覆われています。そして、日本三大美林である「天然秋田杉」でよく知られているように、全国有数の林業県です。スギの人工林は、なんと全国一の資源があるんです。森の木は植えて数十年経ってようやく伐採できますが、秋田県は、先人が育ててきた豊かな森林資源がようやく大きく育ち、今日、まさに伐採・活用される時期になってきました。

 このため、これまで以上に、木材を伐採し運ぶための道路づくりや、土砂災害が起こらないようにする治山事業を行っていく必要があります。土砂災害の予防的な森林調査業務や公共構造物の保守点検業務なども増加、多様化するでしょう。ナラ枯れやマツクイムシ被害の対策も引き続き必要です。森林環境譲与税の業務も増えてきます。県や市町村の仕事をサポートする技術者集団として、当社団の役割はますます大きくなっていくものと思います。
 
 (全国一のスギ資源の本格的利用時期で、当社団の役割が益々大です)

■職場風景のあれこれ
  就活中の皆さんにとっては、職場の雰囲気が気になるところですね。
  私たちの仕事場は現場(外業)と事務所(内業)です。現場では、地形地質、水文、植生などを調査し、渓流や山腹、路網予定地などの現地測量を行い、必要とする構造物などの設計方針などを検討します。トランシットなどの測量機器のほか、最近では、ドローンなども現場に持ち込みます。朝、2~3人で社用車に機器を詰め込み、現場に向かう姿が日常風景です。現場では、チームで、踏査、測量を行い汗を流します。 
 
                                       (崩壊地のトランシット測量)

 
 (崩壊地の斜面形状、土質を調査)

 
       ドローンにより治山ダムと保全対象の撮影) 

  事務所では、現地調査の内容をまとめるとともに、地形測量データをコンピュータで図化し、その後、国の技術基準(これが設計の憲法みたいなものです。)に基づき、治山ダムや山腹工事、林道などの構造物を設計・図化していきます。ここが技術集団としての技術、知恵の出しどころです。長年培った技術力や経験が設計図に生きてきます。黙々とキャドと格闘する人や、図面を広げ、数人で打ち合わせを行う姿などが職場内の風景です。
            
  (設計図を作成する)      (施設の保守点検調査を確認する)

 最終的には、現地調査、設計方針、設計図などを「委託報告書」に取りまとめ、依頼主に提出します。報告書をまとめるに当たっては、土木、地質や水文、植物などの知識、力量が生かされます。読み易さ、誠実さ、依頼主に対する配慮など(「人柄」、「人間性」とでも呼びましょうか)も大切ですね。一つの現場を仕上げるまでに3~6ヶ月を要します。2~3人で外業を行い、その後の内業も知恵を出し合い設計方針や細部工法を決めていくので、チームワークが大切です。

 後日、自分の設計したものが、現場でできあがっている姿を見ると、技術者としての達成感を感じるといいます。県や市町村の委託業務の発注時期の関係で、夏から年末、年明けまでが忙しい時期となり残業もありますが、やりがいのある仕事だと思います。

  
   (完成した山腹工)         (完成した林業専用道)

 ■給与、福利厚生など

 給与はほぼ県職員と同じ給与水準です。昭和40年代に、県が大きく関係して組織を設立した経緯があり、平成24年までは、公益法人として業務を行ってきたことが理由の一つです。
 公務員の給与は、若年者には薄いが家族が増える中堅以降は良くなる、と言われます。生涯勤めることを念頭に置いた給与体系だからです。当社団の給与も県職員の給与体系を準用しているため、初任給だけをみれば高くないと感じるかもしれませんが、結婚し家庭を持った時以降が、最もお金が必要な時期です。給与というものは初任給だけでなく長期的な視点で考えていくことが大切ではないでしょうか。

 新卒者の基本給では、高校卒17万円、短大卒18万円、大学卒20万円です。中途採用の方ですと、年齢とこれまでの業務実績を加味して、20~34万円(~40歳)となっています。
 基本給のほかに手当が出ます(これが大事なんですよ)。手当は、通勤手当、扶養手当、時間外手当、資格手当、住居手当、管理職手当、寒冷地手当などを、実績などに合わせ、しっかり支給しています。
 賞与は、原則公務員と同じとしており、本年度は4.25ヶ月(6,12月)です。ほかに、業務実績に応じて業績手当も支給します。当社団の現在の職員で、年収を見てみると、技師(27歳)370万円、主任(37歳)450万円、副主幹(45歳)700万円などとなっています。(基本給、各種手当て、賞与などを含んだ合計額です)
 なお、具体的な給与等は「あきた就職ナビ」で「秋田県林業コンサルタント」を検索しても見ることができます。

 また、私たちの社団は、すべて秋田県内の仕事を行っており、県外に支社、支店はありません。森林・林業関係について、県内の仕事をしっかりやりたいという方針だからです。また、業務の拠点である秋田市の社屋から一番遠い鹿角地域でも車で往復移動できます。このため、基本的に職員の転勤はありません。(もちろん、研修や視察、会議などで県外に出かけることはあります。)     職員にとって、しっかり定着し、じっくり仕事ができる環境といえるのではないでしょうか。また、将来、子供が中学・高校に進むときに、自分が単身赴任では、仕事とはいえ、けっこうきついですよね。
  
 (業務の拠点である社団の社屋「森林環境会館」、駐車場も広い)

 
 (木材を多用したエントランス)       (業務室の風景)

 福利厚生なども県職員の制度を準用しています。昨年は、福利厚生面などで県内の若者定着に貢献したとして、私たちの社団が「ベビーウエーブアクション会長表彰」を受けました。新規学卒者やAターン登録者を積極的に採用し、職員の資格取得などのキャリアアップに努め、また、学校行事や病気・けが等に休暇を利用しやすくするなど、仕事と子育ての両立を支援していることが高く評価されたためです。実際、子育て中の職員もたくさんいます。転勤がなく、秋田市に腰を落ち着けて仕事ができるので、ご家族にとっても安心です。

 併せて、私たちは職員が気持ちよく仕事をしやすいように職場環境を大切にしています。新しくて広い、そして木材を多用した社団所有社屋「森林環境会館」、広い業務室、最新の測量機器や設計システム、多数そろえた社用車など、職場で、日々、気持ちよく仕事ができます。

 社団運営の考え方の一つに、「職員と家族を大切にする職場」を掲げています。この考えは今後もしっかりと引き継いで参りたいと思っています。
 
     
ベビーウエーブ会長表彰を受ける)     (現在3人の子育て中です)


    (昼休み中の上司との談笑)
  
 一人で抱え込まずに、上司、同僚への報告・連絡・相談は大切な職場習慣だと思います。職場の意思疎通を大切にし、慰安もかねて、みんなで、毎年、研修旅行も行っています。 
 有給休暇の取得率はやや低いですが、今後は、みんなで話し合い休暇を取りやすい環境をつくっていこうと考えています。安心して仕事が出来る職場は、日々の生活の質を高めることに直結しており、とても大切ですね。
  
(福利厚生の一環で救命医療を学ぶ)  (慰安を兼ねての研修旅行)

■職員の育成について
 コンサルタント業にとって技術力を持った人材こそ最大の財産です。当社団では、社員研修、社内学習会、教育研修等を技術の習熟度に応じて段階的、定期的に行って、確実に成長していけるような研修システムをつくっています。
          
 一方で、技術者の業務というのは、専門性・独自性が高いため、OJT(実務をしながら身につける研修・教育)によりスキルを身につけていくことが大きいのも事実です。このため、先輩技術者の知識や技術に依存するケースが多々あります。そうした意味では、若手はもとより、中堅、ベテラン職員の技術レベルを底上げすることも大切だと思っています。また、技術発表会や学会などにも積極的に参加し、日頃から新しい技術に目を向けていく必要があります。なにせ、あらゆる分野で発想、技術、工法が日々変化しているのですから。
 
 また、資格等を取得したい職員への支援として、それにかかる費用は原則社団負担としておりますし、技術士など定められた資格等を取得した場合、資格手当を支給しています。資格試験は、試験に合格することは大切ですが、試験に向かっての自己啓発やスキルアップも大切です。防災、植生、林業振興など、本人の関心次第で、通常業務の中に探求するべき分野がたくさんあります。専門性が高く、より現場に近い分、公務員技術者の皆さん以上ではないかと思います。是非、日々の仕事をこなしながらもチャレンジしていく雰囲気づくりを大切にしたいと思います。
 
      (仕事をしながら、少しづつ、技術力を身に着けていく)

■就活中の皆さんに

 土木の測量や設計ができる人がいい、地質や水利の専門家が必要だ、植物に詳しい人もほしい・・・そういう技術や知識、興味をあらかじめ持っておくことは大切だと思いますが、実はそれだけでもありません。

  主に山間地が現場です。前にふれたように単なる測量だけではない業務の特殊性があります。ただ、その特殊性を身に着けると、技術者として達成感、充実感や誇りも生まれますし、個人の生き甲斐、生活力も増し、結果として、社団全体の技術力、競争力もぐんと強まると思っています。

 まずは、仕事をこつこつ続けていく体力と気力・忍耐、興味と積極性、そして、チームワークが大切です。技術、知識は仕事をしながら付いてきます。また、前に触れたように、職員の誠実さが成果品(委託報告書など)に表れます。私たちは、こうした当たり前のことを大切に考えています。一人の技術者に成長するまでに時間がかかることも十分自覚していますし、そのための応援も組織としてしっかり行っていきたいと思っています。


 長々とご案内してしまいました。私たちの職場は、フィールドワークあり、デスクワークあり、多様です。秋田の自然にたくさん触れることができます。土木の測量設計とともに、防災、地質、水文、植生など探求心旺盛な方にももってこいです。職員30人程度ですがアットホームな雰囲気です。社団運営は50年の業務実績があり安定しています。社会貢献、公益業務も社団の仕事の柱です。待遇はほぼ県職員と同じです。転勤がないため、長く勤める職員がほとんどで家族にも安心です。

 皆さんは、現在、学校生活や就職活動、日々の仕事などで忙しいと思います。まずは、今の生活を満喫し、多くのものに興味を持ち、友人関係を築き、人間力を磨いてください。そして、私たちの職場では、第一歩からのスタートと考え、ともに汗を流し、少しづつ技術者としての力を磨いていこうではありませんか。

  




【 お知らせ 】■■採用情報3■■若手職員から就活・求職中の皆さんへ

 当社団の若手職員3人から、就活中の皆さんへのメッセージです。
皆さん、是非、ご覧ください。

 ■■■■   伊藤遼太 ■■

  (高専専攻科卒 平成26年入社 調査課)


    

Q1 当社団に入った理由はなんですか? 

    学生時代は環境都市・土木系の専攻だったこともあり、学んできたことを生かしたいという気持ちと、もともと自然が好きで仕事をするなら地元秋田の自然に関わる仕事をしてみたいという思いを持っていました。そんな中、社団のホームページやパンフレットで、森林を作りながら山地災害から人々の生命・財産を守る仕事があることを知り、自分にはこの仕事しかないと思い入社しました。

Q2 現在はどんな仕事をしていますか?

 主に治山事業(渓間工・山腹工)の測量設計調査業務をしています。渓間工とは渓流から流れ出てくる土砂を防止するダム工や流路工のことで、山腹工とは崩壊が発生した斜面を安定させる土留工や法枠工、森林を回復させるための植栽工のことです。いずれも測量を行った後、現地に最も適した工法を選定し設計を行っています。

Q3 職場の雰囲気はどうですか?

 人数が少ないこともあり、とてもアットホームな雰囲気です。仕事面で困っていても相談しやすく、経験豊富な先輩方が必ず適切なアドバイスをしてくれます。また、繁忙期にはみんなで協力し合いながら業務をこなしています。現在、私は社団の中で年齢が一番若く、先輩方には時には優しく、時には厳しく、いい意味でかわいがってもらっていると思っています。

Q4 趣味や普段の生活はどうしていますか?


 基本的に土日祝が休みなので、プライベートな時間を楽しむことができると思います。共通の趣味を持つ職場の先輩と釣りやスノーボードに行くことが現在の楽しみになっています。充実した休日や趣味によって普段の生活でのモチベーションも上がり、プライベートと切り替えて、仕事中は成果や効率を上げられるように日々努力しています。

Q5 就活中の皆さんに一言どうぞ。

 私が就活中、方向性も決まらず焦りを感じ始めたときに、たまたま社団を知りました。そんな私が就職してよかったなと思える社団です。現在就活中で、その時の私と同じような心境であったり、自然が好きだったりしたらとてもおすすめできる職場です。近年の豪雨災害によって現場に出向く機会が増えています。実際に困っている周辺住民の方の声を聞くこともあり責任感とやりがいが感じられる仕事だと思います。先輩方が皆さんをお待ちしています。



 ■■■■ 工藤信希 ■■■

  (高専専攻科卒 平成27年入社 計画課)


    

Q1 当社団に入った理由はなんですか?

  『秋田で仕事をするなら林業だ』これが私の入社した動機です。秋田県は山地が多く、木材の素材生産量が豊富で、林業は一つの大きな産業です。また、人々の木材利用に対する関心が高まるなか、さらに成長していく可能性を秘めた分野でもあります。こうした状況で、地元秋田県の成長産業に携わりながら技術者としてもやりがいを感じられる仕事だと思い入社しました。 

Q2 現在はどんな仕事をしていますか?

 
仕事は林道の測量設計業務です。一年を通して外での仕事と内業は約半分ずつで、具体的には山を歩きルートを決め、その後測量をします。内業では測量結果をまとめ、図面等の設計資料を作成します。一般的な建設コンサルタント会社とは違い、調査・測量・設計と一貫して行うことができるため業務の幅が広く、面白味のある仕事です。また、自然を相手にしていることもあり、経験に頼る部分も多く、先輩方にアドバイスを受けながら業務を行っています。


Q3 職場の雰囲気はどうですか?

 私は中途採用で入社しましたが、雰囲気は良く、はじめから話しかけてくれ、馴染むまでに時間はかかりませんでした。上司も仕事を任せた後のフォローをしてくれ、わからないことを相談すると親身に話を聞いて、豊富な知識と経験から、必ず適切なアドバイスをしてくれます。またUAVを用いた業務や森林GIS等にも積極的に取り組んでおり、林業県秋田においてその技術力をさらに高めようと日々研鑽している会社です。


Q4 趣味や普段の生活はどうしていますか?

 会社がCNAアリーナから近いこともあり、仕事終わりに職場の人とバスケット観戦を楽しんでいます。社員間での共通の会話も増え、選手からはエネルギーをもらい、自分もがんばろうという思いになります。また、仕事で県内各地に行くので、道中で気になった観光地やお店に家族や友人と休日を利用して行ったりしています。おかげで新しい秋田をどんどん知ることができ、秋田がもっと好きになりました。


Q5 就活中の皆さんに一言どうぞ。

 ネクタイを締め机に向かってばかりでは息が詰まる、ずっと外で動いてばかりは体に負担がかかる、ちょうどいい仕事を探していませんか?安心してください、山で簡単に熊には会いません(私は一度もありません)。仕事で遭難することもありません(GPSもあります)。単純で楽な仕事ではありませんが、やりがいと達成感のある仕事です。地元で働きたいあなた、安定した仕事に就きたい君、一緒に秋田の山をよくしていきませんか?


■■■■  佐藤李菜 ■■■

 (大学院(博士)卒 平成30年入社 調査課)

    

 

Q1 当社団に入った理由はなんですか?

 大学院への進学をきっかけに関東に行き、そのまま就職しましたが、いずれは地元である秋田に帰ろうと思っていました。色々と考えたうえで、若いうちに帰った方がよいと判断し、転職活動を開始したところ、当社団に出会うことができました。前職と同様に自然環境に関する分野の業務を行なっており、転勤がなく腰を落ち着けて技術・知識を身に付けられることや、自宅から近かったこともあり、入社を決めました。


Q2 現在どんな仕事をしていますか?

 主に積算業務(測量や設計、工事にどれくらい費用がかかるかを計算します)やドローンに関する業務、保安林(水源涵養、災害防備など公益目的のために指定される森林)に関する業務を担当しています。ドローンに関する業務では、実際に現場に行ってドローンを操縦し、そこで得られたデータの解析まで行っています。他の職員の皆さんと一緒に、ほとんど毎日測量に行っている時期もあります。


Q3 職場の雰囲気はどうですか?

 事務所にいるときは、皆さん黙々と作業していますので、会話が少ない時もあります。特に、忙しい時期はそのような状況になることが少なくないです。測量などで現場に出るときは、いつも和気あいあいと仕事をしています。私は2018年に入社したので、まだまだ不慣れなこと・知識がないことがたくさんあるのですが、質問すれば皆さん親切に教えてくださいますし、困ったことなどがないかと気にかけていただくことも多いです。

Q4 趣味や普段の生活はどうしてますか?

 普段の生活では、運動していることが多いと思います。幼い頃からダンス教室に通っていたので、時間があるときはそこに行ってダンスをしています。体力維持に役立ちますし、現場での仕事がなく、事務所にいる日々が続くときは、リフレッシュにもなります。たまにジムに行って、トレーニングもしています。運動以外では、今後取得しようと考えている森林土木関係の資格の勉強も、少しずつですがやっています。


Q5 就活中の皆さんに一言どうぞ。

 前職で自然環境に関する分野の業務に携わっていましたが、森林・林業分野は初めてでした。しかしながら、皆さんに助けられ、日々新しい知識を身に付けながら仕事ができています。これまでの経験から自分のやりたいことを判断するのも大事ですが、今まで経験がなくても、やってみたら面白いことはたくさんあると思います。どうか視野を狭めず、幅広い考えで活動し、ご自身にとって良い企業に出会えるといいですね。それが当社団なら嬉しいです。


【 ニュース 】令和2年度林野公共予算が示されました


 令和2年度の当初予算が昨年12月末に確定し概算決定額が示されました。このうち、治山、林道を含む林野公共予算の経常分は、対前年度比100.1%の1830億円で微増でしたが、「臨時・特別措置」(以下、「臨特」と略記)として、368億円が措置されました。
 「臨特」は、消費税増税への対応や多発する自然災害に対処するために、平成30年度補正から措置されているもので、林野庁では、防災・減災、国土強靭化のための緊急対策として関連事業が実施されてきています。関係各位のご尽力により、令和元年度は441億円、令和2年度には368億円が措置されることとなりました。

 この中で、治山は「臨特」を含め815億円(前年度856億円)、造林・林道などの森林整備は「臨特」を含め1382億円(同1413億円)と、元年度の大幅な増額予算から見ると若干目減り感がありますが、一昨年の当初予算から見ると高水準となっています。
 なお、昨年、追加補正予算391億円が措置されましたが、本県では2月補正予算成立後の対応となり大部分が次年度に繰り越されるため、令和2年度の実質的な林野公共予算は2588億円となります。

 また、近年、高いレベルで維持されてきた農業農村整備予算は対前年度当初予算比で、林野公共と同じ100.1%でしたが、「臨特」が前年度と同額の511億円であるため、概算決定額は3775億円でした。

 昨年も台風15号、台風19号などにより大きな気象災害が発生しました。幸いにも、本県への影響は少なかったですが、市町村や地域住民の皆さんからは、山地災害等に対する不安の声も大きく、危険個所の事業実施要望が増加しています。

   国では災害対策に関連した新規・拡充施策として、施設整備と併せた警戒避難体制整備等のソフト対策、既存施設を有効活用した事前防災・減災対策(機能強化・老朽化対策)、災害発生時の集落孤立化を防ぐための避難路保全に向けた予防治山対策などが措置されました。
 今後、国の予算ヒアリングなどを経て各都道府県への配分額が確定していきますが、関係者の皆様には、地域の被災地状況や林業事情を訴え、本県の予算獲得に頑張っていただきたいと存じます。
 
            秋田県内で発生している山腹崩壊地
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