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秋田県林業コンサルタントからのお知らせ

 

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【 ニュース 】全国治山林道コンクールで林業専用道「大平下線」(能代市)が林野庁長官賞を受賞しました

去る11月30日、日本治山治水協会及び日本林道協会主催の「平成29年度治山林道コンクール」の表彰式が行われ、本県から、林業専用道「大平下線(能代市)」を施工した畠山建設工業株式会社(能代市)など4部門が表彰されました。受賞された皆様、誠におめでとうございます。

 ○治山工事:復旧治山蛭沢地区(大館市)
        株式会社石戸谷建設: 日本治山治水協会長賞
    ○治山木材使用工事:予防治山庄内前田表地区(大仙市)
       仙北森づくり推進課:日本治山治水協会長賞
    ○林道工事:林業専用道大平下線(能代市)
                       畠山建設工業株式会社: 林野庁長官賞
 ○林道維持管理:林道尻無沢線(鹿角市)
                        鹿角市:日本林道協会長賞

 治山木材使用工事部門の庄内前田表地区について、一部、設計面から捕捉すると、斜面のかぶり、はらみなど不安定土砂を法切り後、土層厚が薄いため、くい打ちを必要としない段切り設置タイプの柵工を計画しました。柵工は、将来、植栽木成長時に自然腐食するように、間伐材の五段組傾斜タイプを、また、施工性を考慮して既製品を採用しました。小面積ではありますが、柵工、伏工の仕上がりが美しく感じられます。


 
 また、林道工事部門の大平下線については、利用区域89haのうち9割が間伐期のスギ林であるため、今後の車両系作業を想定し、路網密度200m/ha程度を目標に2400mの路線を計画してあります(28年度実施延長1325m)。支障木を専用道敷境に活用、法尻への木柵施工などの土砂崩落対策に加え、適期の緑化施工なども評価されました。
 いづれも、当社団が受託し、発注者の指示に基づき現場設計を行ったものです。


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