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秋田県林業コンサルタントからのお知らせ

 

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【 ニュース 】梅雨期前の豪雨災害が発生しました

5月17~19日、前線上の低気圧に湿った空気がはいり本県では記録的な豪雨が発生しました。気象台資料によると、3日間の総降水量(㎜)は、観測地点ごとに、北秋田市阿仁合223、仙北市田沢湖高原204、仙北市鎧畑188、仙北市桧木内177、秋田市仁別175などでした。秋田市の24時間雨量は、観測史上最大の156㎜を記録し、県内35観測所のうち23地点で5月の最大降水量を更新しました。
 また、土砂災害に影響が大きいといわる最大時雨量(㎜)は、阿仁合49、男鹿46、田沢湖37、比立内37、五城目36などで、雨量強度も極めて大きいものでした。
    この豪雨による林業関係被害は、5月末調査時点で、林地崩落が27か所、林道の路肩決壊等が153路線、311か所で被害額3億6千万円となっています。

    なお、記憶に新しい昨年7月下旬の豪雨では、秋田、仙北、由利、平鹿地区を中心に、総雨量が300mm、時雨量は70㎜を超えた地域が発生しています。 
 本県の5月下旬は西日本に比べ少雨で、すがすがしい田植えの時期でもあり、こうした大雨はほとんど経験がありません。まさに、この時期としては異例の豪雨であり、これも近年の異常気象の一端なのでしょうか。

 県森林整備課では、今後、早期の復旧を図るため、災害資料を早急に取りまとめ、県議会の6月補正予算提出、国の災害査定などを進めたい計画としています。
   今後、梅雨期がやってくることから被災箇所の再災害のリスクもあります。地元自治体や住民の皆さんは、林地、林道被害地の拡大崩落などが発生しないように、シートや土嚢などを活用し、できるだけの応急措置を行っていただきたいと思います。
                   写真提供 秋田県森林整備課
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